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    レーザー加工機の更新 CO2からfiberへ TRUMPF TruLaser3040f-8kW導入

     2012年2月に導入した、CO2レーザー加工機の老朽化に伴い、同じ加工サイズのTruLaser3040fiber(L95)TruDisk8001 ファイバーレーザーを導入しました。

    13年経過して、もう少し使えそうではありましたが、各ホース類の破裂や電気部品の交換等、頻繁にトラブルが発生するようになり、軟鋼16mmが切断できない程、

    レーザー出力の低下も見られたため、今期、新しく更新することとしました。


    新しいマシンにすることによって

    ・CO2からファイバーレーザーとなり、電気代が半分

    ・レーザー出力が3.2kWから8.0kWへ切断能力のアップ

    ・新機能として

     『ハイスピードエコ』『ナノジョイント』『Sorting Guide』『SmartRerun』

     『エッジラインベベル』等、生産性やコスト改善など大きく貢献する機能が多く、

     特に『Sorting Guide』は、日本初導入の機能で、作業の不慣れな人間でも、

     わかりやすく画面にパーツを映し出し、材料の仕分けに役立つ機能となっています。


    デメリットとして、

    ・ファイバーレーザーの光の特性として、減衰しにくく透過してしまう為、剣山の消耗が激しい。

    ・SUS430の保護シートカットができなくなり、切断前に保護シートを剥がし、

     切断後、シートを貼る作業が増え、作業性が悪くなった。


     導入当初、SS400 板厚3.2t、4.5t、6.0tでの切断トラブルが発生しましたが、原因が分かり問題解決。11月から本格稼働となり、導入効果の検証を行っていきたいと思います。

    • 【全体 前】

    • 【全体 後】

    • 【正面】

    • 【背面】

    • 【側面】

    • 【Lord Master】

    • 【TruDisk 8001】

    • 【操作画面】

    • 【背面 カメラとモニター】

    • 【SortingGuide 出力画面】